8.ドイツとアルプス越え
4日目 「ミラノ見物」
2003.12.16 (その1)

 
 
 
 
 
クルマ見て歩き

 
 正直言って、見て歩きというほど変わったクルマはなかった、というのが実際のところです。 フランスやドイツでもそうですが、少なくとも都市部では旧車の類は皆無といっていいと思います。 そんなわけで、最新車や1モデル前の日本未輸入車を3台だけ。 デジカメが不調だったため、写りが悪いです。

 Lancia THESIS(テージス)は、Kappa(カッパー)の後継車で、3L級の高級FF車。 同じFIATグループのALFA166と兄弟車ではないかと思います。
 Lancia Zeta(ゼータ)は、FIATグループがPSA(プジョー・シトロエン・グループ)と共同開発したミニバンで、 Peugeot 806、Citroen Evasion、Fiat Ulysseと4兄弟です。

Lancia THESIS(FrontView) Lancia THESIS(RearView) Lancia Zeta
Lancia THESIS
(Front View)
Lancia THESIS
(Rear View)
Lancia Zeta
 Lancia Kappaは、フェラーリエンジン搭載の8.32で有名なThema(テーマ)の後継車です。 一般的にはクーペとセダンが作られていましたが、セダンのCピラー以降を切った張ったしたワゴンは、エンブレムからわかるようにPininfarina(ピニンファリーナ)で作られていたようです(知らなかったぁ)。 ちなみにこのパターンで、先代のThemaでもワゴンが作られていました。
Lancia Kappa(FrontView) Lancia Kappa(RearView) Pininfarinaエンブレム
Lancia Kappa
(Front View)
Lancia Kappa
(Rear View)
Lancia Kappa
(Pininfarina)
 

 
 
 
 
 
唯一の救い

 
 イタリアに来たからには、ピザかパスタ、と思っていたのですが、一人でフラッと入れるお店を見つけるのはやはり難しいです。 さらにイタリア語はおろか英語も話せないという、言葉の壁も・・・。
 そんな中で見つけたのが、バイキング形式で好みの品々を取れる「AUTOGRILL」というお店。 これなら言葉の心配はないと入りました。 不足しがちな野菜を取って、ピザはどこだ・・・、おばちゃんに言葉で注文するのでした。 まぁ考えてみれば、作り置きのピザなんてものがあるのは、日本ぐらいなのかも知れません。 どこに並んで何と言っていいのかわからずウロウロすること10分以上。 意を決して「ピザ、プリーズ」。
AUTOGRILL ピザとサラダとビール
AUTOGRILL ピザとサラダとビール
 
 たぶん何か種類を聞き返してるんですが、よくわからない中で聞き取れたのが「マルゲリータ」。 渡りに船とばかりに「マルゲリータ」と言い返すと、引換券らしきものをくれました。 自分でビールを注いで、精算して、席に着いて一息。 数分後、店内放送で「○×△□・・・ピザ・・・△○□×」とピザらしき言葉が聞こえたのでカウンターに行ってみると、できてました。
 マルゲリータって、チーズとトマトソースだけの素のピザなんですね。 空腹のせいか、生地がいいのか、オリーブオイル(?)のおかげか、はたまた旅行による気分高揚のせいか、やたらとおいしく感じました。 直径30センチはある素のピザを、完食しました。

 
 
 
 
 
 
ミラノのミニカー屋

 
ミニカー屋「Zeppeline」  バカの一つ覚えと申しますか、海外で大都市を歩き回ると、まずはミニカー屋を探します。 

 このZeppelinは、VividCarというサイトの記事に載っていたお店です。 イタリア車の品揃えは素晴らしいですが、フランス車コレクターとしてはイマイチでした。
 

VividCarの記事
ZeppelinのHP

 住所はVividCarの記事に書いてありますが、いい地図がないので、興味のある方は掲示板でお尋ね下さい。

ミニカー屋「Zeppeline」
 
 もう一軒、レジン製のハンドメイド高級品を中心に扱うお店もある(VividCarの記事を参照)のですが、休業日だったようです。 こちらも興味があればお尋ね下さい。

 
 
 
 
 
 
ミラノの交通機関

 
 ミラノの交通機関は、地下鉄は3系統だけですが、路面電車は縦横に走り回っています。 ただ車いす対応の床が低い新車の導入はかなり遅れていて、大部分は古めかしい昔ながらの路面電車です。 というか、新車はこの1両だけしか見ていません。
 地下鉄・路面電車・バスは、1日券を買って乗り回りました。 自動販売機で売っているのかわかりませんが、ミラノ中央駅に隣接した地下鉄駅の窓口で購入。 たったの3ユーロ(400円ほど)です。

 路面電車は、1両だけの短い車両が走っている路線から、3両連結の車両が走っている路線もあります。 変わっているのは運転台が片側だけにしかなくて、終点の駅はロータリー状というかループ状になっていて、向きを変えるようになっています。

古めかしい路面電車 床の低い新型車
古めかしい路面電車 床の低い新型車
 
 色の違う古い車両が走っていて、何だろうと思ったら、線路を載せた貨車を引っ張っていたり、工事用具を載せていたりと、今でも大事に使っているんですねぇ。
保線用の古い車両 保線用の古い車両2
保線用の古い車両 保線用の古い車両2
 
 地下鉄や、トロリーバスも走っています。 トロリーバスは、路面電車と同じ停留所に止まるので、乗り換えるのが便利です。 またバスも同じ停留所に止まります。
 ビックリしたのは路面電車の吊り革。 本当の革を使ってるんですよ。 今のはビニールなんですけど。
カラフルな地下鉄 トロリーバス 吊り革
カラフルな地下鉄 トロリーバス 吊り革
 

 
 
 
 
 
 
 
 
クルマと交通機関
ガレリアとドゥオモ
ナハトツーク(夜行列車)

 
 
 
 
 
<< 3日目
ドイツとアルプス越えMAIN
おクルマの間MENU
空を飛んでの旅
掲示板

 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送