8.ドイツとアルプス越え
4日目 「ミラノ見物」
2003.12.16 (その2)

 
 
 
 
Galleria Vittorio EmanueleU
(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世・ガレリア)

 
 イタリアの大きな街にはほとんどといっていいほどあるそうなのですが、ガラス張りの屋根で覆われた巨大なアーケード街「ガレリア」が、市の中心街にあります。
 建てられたのは1865〜1877年ということで、およそ130〜140年前。 ドゥオモ広場とスカラ広場を結ぶ200mの通りに、中央部で通りが交差しています。
昼間のガレリア ドゥオモ広場から見たガレリア(夜) 夜のガレリア
昼間のガレリア ドゥオモ広場から見た
ガレリア(夜)
夜のガレリア
 
 昼間は、ガラス張りのアーケードから光がサンサンと差し込み、とても明るいです。 また夜になるとライトアップされて、これまたいい雰囲気です。 ガレリアの入口は、凱旋門のような重厚な門のようになっています。
 クリスマスの時期ということもあって、交差部にはスバロウスキのクリスタルが飾られたクリスマスツリーが建てられていました。
ガレリアの交差部 店舗の交差部 2・3階部の窓回り
ガレリアの交差部 店舗の交差部 2・3階部の窓回り
 
 店舗交差部の上部半円にはフレスコ画が描かれ、光で明るいだけでなく、歴史も感じさせてくれます。 フレスコ画の下にはバルコニー状になっていますが、普通に上がれる雰囲気ではなかったです。 店舗の窓回りも、時代を感じさせる装飾が施されています。

 しかし、なんといっても交差部のガラスドームは圧巻。 普通のカメラでは寝転がっても撮れないぐらいの大きさです。 ちなみに左下の写真は、35mmカメラいえばで22mm相当のレンズで撮っています(デジカメ+広角コンバージョン・レンズ)。

交差部のガラスド−ム 角のフレスコ画
交差部のガラスド−ム 角のフレスコ画
 
 ガラスドーム回りの構造鉄骨も装飾の抜かりはありません。 もっと近くから眺めてみたいものです。
 こんなに素晴らしいアーケードが各地にあるなら、イタリア国内のガレリアを見て回るだけでも悪くはないな、と思ったほどでした。
ガラスドーム回りの装飾 店舗部4階の装飾
ガラスドーム回りの装飾 店舗部4階の装飾
 

 
 
 
 
 
Duomo(ドゥオモ)

 
 ミラノで一番有名な観光スポットらしいのですが、修復工事中でシートに覆われていて、全貌はわからず。 事前に工事中であることを知っていたのと、(日本の教会には興味はあるものの)海外の教会は華美すぎてあまり興味がないので、特にガッカリというわけではありませんでした。 内部は撮影禁止のようでしたが、天井の高い大空間でした。
補修工事中の正面 華美な装飾の背面
補修工事中の正面 華美な装飾の背面
 

 
 
 
 後で考えてみたのですが、ミラノって何の街? ファッションの街じゃなかったでしたっけ? というわけで緩行の街じゃないんでしょうね。 ブランドのお買い物にはいいんだと思いますが、街としては特徴は少なくて、ヨーロッパの大都市と大差ないように思います。

 
 
 
 
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