9.中央駅と水力ケーブルカー
4日目 「ストラスブールの旧市街」
2003.10.16(その1)

 
 
 
 
 
Corail(コライユ)

 
 朝6時すぎに起床し、チェックアウトして7時過ぎにはパリ東駅へ。 パリ6駅のうち、個人的に利用するのは5駅目となるパリ東駅。 開業当初はストラスブール駅と行ったそうですが、普仏戦争でプロイセン(ドイツ)に負けて、ストラスブールを含むアルザス州がプロイセン領となったため、その名を変えたそうです。 そのアルザス州は、現在はフランス領に戻っています。
 パリ東駅はアルザス方面のローカル列車の発着を中心とする駅ですが、数年のうちにTGV東線が開業するそうで、その展示がしてありました。 ストラスブールやその先のドイツ方面へも、所要時間が大幅に短縮されるそうです。 なお、ドイツを経由してオーストリアのウィーンまでの国際夜行列車も発着しているようです。

 
パリ東駅 TGV東線の展示 番線表示器
パリ東駅 TGV東線の展示 番線表示器

 駅のスタンドでカフェオレを飲んでから、8:02発のストラスブール行き列車に乗りました。 実は1本前7:44発の列車に乗ろうと思ったのですが、何か注意書きがしてあって嫌な予感の通り全車指定席でした。
 1等客室は、2席に1人ぐらいのボチボチの乗りでしたが、前向き1人掛けで指定札のない空席を見付けました(写真は終点近くのガラガラ状態)。 やはり客車は静かだし、乗り心地もいい気がして、長距離列車に向いていますね。 Corail(コライユ)とは、フランス語で珊瑚という意味らしいのですが、フランス国鉄では客車の愛称らしいです。

 
機関車 客車(Corail) 1等車車内
機関車 客車(Corail) 1等車車内

 飲み物やパンなどの車内販売もあって、こういうのは日本だけじゃないんだなと知りました。 ICEの1等車では車掌が注文を聞きに来たりしますが、TGVの2等車では見たことないです。 また隣には6人のコンパートメント(個室)も連結されていました。

 
ストラスブール行 連結部の扉 車内販売カート コンパートメント
ストラスブール行 連結部の扉 車内販売カート コンパートメント

 
ストラスブール中央駅 ステンドグラス 駅看板
ストラスブール中央駅 ステンドグラス 駅看板

 
 4時間半ほどの汽車旅の後、着いたのがストラスブール中央駅です。 一時はドイツ領だったこともあることからわかるとおり、ドイツ国境に近い街で、駅にはドイツ国鉄の車両も乗り入れていました。

 ストラスブールは、近代トラム復活の地として有名な街なのですが、駅前には通っていないんですかねぇ。 トラムと中央駅の関係と、近代トラムの説明は、次のページで。

ドイツ国鉄の車両
ドイツ国鉄の車両

 
 
 
 
Corail(コライユ)
ストラスブールのトラム
ストラスブール市内見物

 
 
 
 
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