8.ドイツとアルプス越え
1日目 「準備とフランクフルト」
2003.12.13 (その1)

 
 
 
 
 
申込み・準備

 
 懲りずに今年3回目のヨーロッパに行こうと思ったのは11月半ば。 目的地は、いい加減パリ以外ということで、ドイツを選定。 一度ミュンヘンには行ったことがあるのですが、新たな目的(実は冬季営業中止と判明)と、高速鉄道ICEに乗ってみたかったのがその理由です。 10月11月と仕事がバタバタしていたのですが、月半ばは落ち着いているだろうと目途が立ったので、11月半ばに打診して上司の了解を得ました。

 ドイツに行くにしても、帰りにパリに1日でも寄れれば、またミニカーをと思ったりしたのですが、一歩遅かったようで早割(ゲット21)の席がいっぱいになり、東京→ドイツ→パリ→東京という全日空のチケットは倍(約10万円→約20万円)に跳ね上がってしまいました。 さすがにミニカーのために10万円も余計に払うのもなぁと思って断念しました。
 単純ドイツ往復でも、往きはともかく帰りは結構込んでいて、個人的には異例に早い3週間前には航空券の手配(だけ)は済ませました。 結果的には、マイルが貯まるスターアライアンス系のルフトハンザ航空で、フランクフルトから入り、ミュンヘン(フランクフルト発は満席だった)から帰るという経路です。


 
旅行会社
HIS
日本語
http://www.his-j.com/
地球の歩き方 旅プラザヨーロッパ鉄道
日本語
http://www.arukikata.co.jp/travel/eurail/index.html
地球の歩き方 旅プラザ(店舗)
日本語
http://www.arukikata.co.jp/travel/tabiplaza/shop/index.html
交通機関
全日空(航空会社) 国際線検索
日本語
http://rps.ana.co.jp/irs/index.cgi
ルフトハンザ航空(航空会社)
日本語
http://cms.lufthansa.com/fly/jp/ja/homepage/
Rail Europe(鉄道)
英語
http://www.raileurope.com/
ヨーロッパ鉄道旅行計画専門
日本語
http://home.att.ne.jp/sky/railplan/002-railchanel-top.html
ドイツ国鉄
英独仏
http://reiseauskunft.bahn.de/bin/query.exe/en
スイス国鉄
英独仏伊
http://fahrplan.sbb.ch/bin/query.exe/en

 
 さてドイツ国内での観光ですが、何をしようか考えてしまいました。 正直あまり見たいものは(知ら)ないしなぁ、というわけで前回のスペイン・パリ旅行で味をしめた、国境越えをする計画を立ててみました。 ドイツに隣接するのは、フランス、スイス、オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコ、ポーランドです。 クルマ的に見ると東欧はパス、ベルギーはブリュッセルだけですが一応行ったし。 そんな中でスイスの登山鉄道が思い当たり、アルプス越えればイタリアにも行けるしなぁ、ということでおぼろげながら概要が。

 仕事が特に忙しいわけでもなく、休みに用事が立て込んだわけでもないのですが、3週間前に航空券を手配したという気の緩みからか、イタリアへの移動行程やドイツ国内の観光ポイントの選定、順路の検討がズルズルと延びてしまいました。結局行程概略を決めたのが1週間前、ホテルの手配が4日前、行程に組み込んだ夜行列車の手配は日本では難しいと知ったのが3日前でした。


 
摘要 航空券 宿泊費 鉄道 手配 記事
航空券 102,000     HIS 成田〜フランクフルト、ミュンヘン〜成田
空港使用料 2,040      
出入国税 2,600      
航空保険料 1,780      
宿泊料   45,400   計5泊
鉄道パス     41,300 地球の歩き方 ユーレイルフレキシーパス3国5日用
1等指定券
   
1,500
「ベルニナ急行」 クール〜ティラノ
手配料     2,100 指定券1枚分
108,420 45,400 44,900 198,720  

 
 イタリアへの往復やドイツ国内での行程検討は、前回スペイン往復で活用したRailEuropeのほか、ドイツ国鉄やスイス国鉄のホームページなども利用しました。 また鉄道パス(ユーレイルフレキシーパス)を買った特典でもらった、トーマスクック時刻表を初めて活用しました。 インターネットもいいけど、紙の時刻表も比較や乗り継ぎ検討が簡単にできたりして、これはこれで便利です。

 ドイツ国内はこの時期にクリスマスマーケットが開かれるとのことで、男一人でとは思いながらも何カ所か見ることにして、あとはポルシェとベンツの博物館などを候補にあげました。 イタリアはスイスに近い大都市ミラノに限り、ベルニナ急行でアルプス越えをすることにしました。 また鉄道でドイツからイタリアへ抜けるとマドリッド・バルセロナ並み、つまりほとんど1日費やすことになってしまうので、夜行で通り抜けることにしました。

 あとはこの文章の下書きをリアルタイムにするためのツールとして、SONYの電子手帳CLIEを買いました。小さいながらもキーボードが付いているので、長文入力も可能です(ちょっとボタンが硬いけど)。記録媒体のメモリースティックは、デジカメ買い換えたらいらなくなるだろうHFさんから、安く譲ってもらうつもりで、借りていきました。


 
 
 
 
 
飛行機など

 
 準備不足がたたり、前夜は3時過ぎから2時間ほどの仮眠で、6時ごろ自宅を出発。 成田エクスプレスの中では熟睡しながら、8時ごろ成田空港に到着。一人だからか、希望通りの窓側席をゲット。 当日まで買ってなかったガイドブックを空港の本屋で選んで時間を潰していたところ、主目的が冬季は営業していないことを知って、がっかり(主目的が何だったかは後ほど)。 だらだらと本屋などを見ていたら、搭乗開始の20分ほど前になっていたので、恒例のインターネットスペースには寄らずに、搭乗口へ直行。

 座席はほとんど一番後ろで、ジャンボ機では窓際3列のところが、2列の部分でした。横方向は少しゆったり。 航空会社はルフトハンザ航空だったのですが、よく乗っている全日空より設備がいいかと思いきや、座席モニターはありませんでした。 ただ、グレーと黄色を組み合わせた座席の配色はいいですねぇ。 日本上空は晴れていたのですが、気流の関係か少し揺れました。

 隣席の人は英文を読みながら暗記しているようで、何だろうと思っていたのですが、後で話したところ大学院生で、英語での学会発表の練習をしていたとのことでした。 着陸の1時間半前ぐらいから、駅で別れるまで2時間少々話していたのですが、人見知りするおクルマにとっては珍しいことでした。 発表うまくいったかなぁ。


 
 
 
準備と飛行機
フランクフルト市内

 
 
 
 
 
 
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