8.ドイツとアルプス越え
5日目 「温泉とクリスマス」
2003.12.17 (その1)

 
 
 
 
 
ケルン大聖堂

 
 イタリアはミラノから、ナハトツーク(夜行列車)でケルンに到着したのは、朝の8時30分。 本当はフランクフルトまでで良かったのですが、朝5時半着だったので、ちょっと足を伸ばしてケルンまでやってきました。 フランクフルトへはICEの高速線で1時間ほど。 9時半のICEまで、世界遺産のケルン大聖堂を見ることにしました。 大聖堂を中心に街が形成されたのか、駅の真ん前にそびえています。
ケルン大聖堂(正面) ケルン大聖堂(入口部) ケルン大聖堂(側面)
ケルン大聖堂(正面) ケルン大聖堂(入口部) ケルン大聖堂(側面)
 この大聖堂は、1842年に建築が始まり、1880年に完成しました。 高さ157m、幅86m、奥行き144mと巨大。  入口前に立つ人と比べると、巨大さがわかると思います。 写真右側の南塔には階段で上れるそうですが、時間がなかったので断念。 ちなみに509段あるそうです。 英語版などと違ってカラーではないものの、日本語の説明書きもあり、寄付のつもりで0.50Euroで購入。
 内部は撮影禁止ということでお見せできませんが、高い天井はリブ・ヴォールトという様式で、日本ではコウモリ天井と呼ばれます。 国内で数十件の教会を見てもピンと来なかったのが、ここでコウモリのイメージがつかめました。 ケルンのクリスマスマーケットは大聖堂の隣で開催されるようで、開店前でしたがお店が並んでいました。

 
 
 
 
 
ICE3

 
移動地図  ケルンからフランクフルトに戻りますが、できたばかりの高速新線でICE3に乗って帰ります。

 機関車方式(両先頭車が機関車で中間車はモーターのない客車)が一般的なヨーロッパの超特急の中で、軽量化と急勾配を高速で走ることができることを目指して電車方式を採用したのがICE−3です。 先頭部は運転室だけになり展望席が付いているので、展望席のある先頭車の位置で待ち続けました。
 ドアはボタン式で、ボタンを押すと開き、1分ぐらいすると勝手に閉まります。 また各社のドア付近にはピクトグラムで禁煙喫煙や、号車によってはサイレントカーというんでしょうか、おしゃべり禁止のマークが表示されています。

ICE−3 ドアと連結部 ピクトグラム
ICE−3 ドアと連結部 ピクトグラム
 
 さて、やっとドアが開いたと思ったら、ポーターのおじちゃんたちが展望室に荷物を運び入れ、挙げ句の果てにはカーテンまで。 ICEの列車であるとともに、LHというルフトハンザ航空の代替列車でもあったことが原因のようでした。 しかも予想と反対方向に動き始め、ガッカリ。 反対側の2等車に行っていれば展望席に座れたかもしれないのに・・・。
車内通路 コンパートメント 一般客室 1等車座席
車内通路 コンパートメント 一般客室 1等車座席
 
 新幹線区間に入ってスピードを上げてから車内探索。 木目を多く使った車内やゆったりしたイス(大柄なドイツ人に合わせた?)で、全席にコンセントがあってパソコンを操るビジネスマンが多いのにビックリ。 運転室の景色が楽しめなかったので、バー車両で朝からビール。 車窓はどんよりした曇り空から薄日が差してきました。 設計上は330km/h出せるはずのこの車両では、とりたてて速く感じないものの、結構スピードが出てるんでしょうね。
ビストロ部座席 カウンター ビール
ビストロ部座席 カウンター ビール
 
 各社のデッキには行き先や停車駅の表示器がありました。 この列車は先頭車同士をつないでいたので、列車の前まで行けませんでしたが、中間の2等展望席は運転席が丸見えでした。 乗ってみたかったなぁ。
車内表示器 2等展望席 フランクフルト空港駅
車内表示器 2等展望室 フランクフルト空港駅
 
 車内探索したりビールを飲んでいたら、あっという間に1時間が経ち、フランクフルト空港駅に到着。 ICEは空港駅の長距離列車用のホームを発着しますが、ここで乗り換えた電車は近郊列車用のホームから発着。 10分ほど荷物を引きずって移動して乗り換え、40分ほどでヴィースバーデンに着きました。

 
 
 
 
 
 
大聖堂とICE3
ヴィースバーデン
ニュルンベルグのクリスマス

 
 
 
 
 
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