9.中央駅と水力ケーブルカー
2日目 「アムステルダム」
2003.10.14(その2)

 
 
 
 
 
ホテル探し

 
 普段であれば市中心部まで歩くところですが、宿探しをしなくてはならないので、トラムで中央駅へ。 まずは駅すぐ横にある、昨晩泊まったのと同じホテルibisのアムステルダム中央店へ。 1泊135Euro(約18,000円)にビビリながら「今晩部屋は空いてますか」と尋ねると、「満室です」との答え。 また「ストでパリに行けなくなったんだが、パリのibisホテルをキャンセルしたい」と言ったところ、電話を貸してくれました。 3回ぐらい掛けてようやくつながり、中学生英語でも何とかキャンセルできました。 さらに「明日の2泊目もキャンセルするか、泊まるか」らしきことも聞かれたので、「泊まる」と答えて、キャンセルは無事終了。
国際列車用窓口
 次に明日の列車の予約をしなくては、と国際列車用の窓口へ。 銀行と同じような受付番号札を取って、スト関係の予約変更のためか混んだ待合室で待つこと15分ほど。 鉄道パスを見せて「明日の朝早いタリスでパリまで」と頼んだところ、あっけなく予約が取れました。

 ちなみにタリスは全席指定で、鉄道パスを持っていても指定料金として25.50Euro(約3,500円)がかかります。 日本でスト(台風でも)があったら、日に10便もない列車はすぐに満席だろうと焦っていたのですが、列車に4時間乗るなら飛行機が普通なのかな。

国際列車用窓口

 
アベニューホテル ホテルの室内  そして本日の宿探し。 さっきのトラム通り沿いで駅に近いところを歩いて、力技で探すことにしました。 1軒目というか最初のibisを含めると2軒目は、クラウンプラザホテル。 5泊目のヴィースバーデンで泊まるのでそんなに高くないだろうと思ったところ、部屋は空いていたものの240Euro(約33,000円)!! スゴスゴと引き下がりました。

 3軒目は、その1分位先のアベニューホテル。 計画当初にアムステルダム市街のホテルを探していたとき見ていた名前でした。 部屋は空いていて、朝食付きで95Euro(約13,000円)。

アベニューホテル ホテルの室内
 翌朝は早いので、「朝食は要らないから安くならんか」と聞いたものの、「朝食付だけ」というつれないお言葉。 100Euro以下だったし、これ以上宿探しに時間と労力を使いたくなかったので、泊まることにしました。 荷物が十分広げられるほど床があって、バスタブ付きの快適そうな部屋でした。 まぁ良し。

 
 
 
 
 
 
街歩き

 
 早ければ13時前、遅くとも16時前のタリスでパリに向かっていたところが、ストのせい(おかげ?)で期せずして歩き回れることになりました。 翌朝の列車の予約、今晩のホテルも確保できたことで、13時頃からようやく街歩きを開始。 中央駅でトラム・メトロ・バスの1日乗車券(Dagkaart:ダフカールト)を買って、出発。
 埋め立て地で岩が採掘しにくいからかレンガの建物が多く、またあちこちに由緒正しそうな古めかしい教会が建っていました。

 
中央駅からトラムで出発 レンガ建築群 運河沿いの教会
中央駅からトラムで出発 レンガ建築群 運河沿いの教会

 
 中央駅の正面から伸びる通りにダム広場があり、仮設(半ば常設?)の遊園地があって、その奥に建っているのが王宮で、現在は迎賓館として使われているそうです。 日本の迎賓館は厳重な門塀に囲まれた広大な敷地の中にありますが、こんな繁華街のど真ん中にあって大丈夫なんでしょうか?
 マグナ・プラザは、高級デパートではなく、数多くのテナントが入居しているショッピングセンターです。 外観は壮麗ですが、内部はエレベーターやエスカレーター完備の近代的なビルです。

 
王宮(現・迎賓館) マグナ・プラザ(ショッピングセンター)
王宮(現・迎賓館) マグナ・プラザ(ショッピングセンター)

 
 アムステルダムは、埋め立てられた街なのでほとんど真っ平ら。 というわけで自転車に乗っている人がとても多いです。 歩道には2色のエリアがあって、歩行者用と自転車用に分かれているほど。 自転車エリアをテレテレ歩いていると、ベルを鳴らされてしまいます。
 旅行者用にレンタサイクルや、サイクルツアーもあるようです。 また観光地にお約束の馬車も走っていたりします。

 
自転車がいっぱい レンタサイクルもあります 観光馬車も
自転車がいっぱい レンタサイクルもあります 観光馬車も

 
 左下の写真は公衆便所ですが、運河沿いにあるためか水洗の設備のない垂れ流し、というか排水溝さえなかったような・・・。 もちろん個室もなく、男性の小用専用です。
 その隣はちょっと細い路地ですが、黄色い看板には「Coffeeshop」の文字が。 オランダはソフト・ドラッグが合法な国で、このCoffeeshopはそのソフト・ドラッグを売っている(吸ったりできるかも?)お店だそうです。 表通りのCafeとは似ているようで、大違いだそうです。 そういえば、街中で吸っていいのか知りませんが、ヨダレ垂らして目がトロ〜ンとしている人をときどき見かけました。
 あとは荷物吊りの滑車。 古い建物でエレベーターがないところは、最上階に設置された滑車で荷物を上げ下ろししてるんですね。 でも滑車にヒモを通すのって、どうやるんでしょうか?

 
公衆便所 黄色い看板は 合法ドラッグ屋 荷物吊りの滑車
公衆便所 黄色い看板は 合法ドラッグ屋 荷物吊りの滑車

 
 
 
 
 
コロッケの自販機

 
コロッケ自販機 コロッケ  ガイドブックに出ていたので興味があったのが、コロッケの自動販売機。 写真は駅にあった機械で買ったものですが、街中のファーストフードのような店にも置いてありました。

 売られているのもコロッケ1種類ではなく、カレーコロッケやチーズの入ったパイのようなもの、またハンバーガーなどもありました。 1個1.00〜2.50Euroぐらいだったかなぁ。 けっこう回転もいいようで、保温構造もあってちょっと熱いぐらいでしたし、頻繁に補充されているようでした。


 
 
 
 
 
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